へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

届けない

長らく放置しているLineがある。もう10日以上返信してない。申し訳なさそうに赤く光り存在を主張してきた彼女を黙殺する日々だったが、いよいよ昨日返信した。彼女は大切な人である。好きとは言えないほどだけど、明らかにその他の女性とは一線を画す扱いをしてきたことは認めよう。

 

出来ればこの曖昧な感じから(向こうが何も思っていないことは明白なのだが)一歩踏み出して新しい関係になりたいと思っていた。付き合ってほしいとかそういうことを考えていたわけじゃない。毎日電話するとかそんなことは求めていない。とにかくあちらにとって特別な人間の一人になりたかった。彼女が関わるその他大勢の男に紛れたくなかった。ちょっとそんなことを伝えようかと思って返事を渋っていたのだけれど。

 

結局のところいつも通りの何も中身のない話の返信で終わってしまった。なぜか。今じゃないと思ったからだ。二人の間には広大なアメリカ大陸と太平洋が横たわっている。今更特別な関係になったとして何ができるだろう。それに、今は自分にとっても相手にとっても将来を決める大事な時期である。自分は何としてでも与えられた仕事を最後までこなしてから、日本に帰らないといけない。あっちは大学受験である。僕らのいた高校では大学受験は最後の一大イベントで、みんながみんがどこに受かるか注目し、その人の卒業後の印象まで決めてしまうといっても過言ではない。

 

目の前のやらなきゃいけないことを頑張らないと未来はない。のかもしれない。更に、ネットで遠距離片思いに関する記事を読み漁ったときに、読んだことに影響されたというのもある。会えないときは沈黙し、自分磨きに精を出すべきだそうだ。自分は人間のオーラというものを信じるので、今頑張って男を上げれば、日本に帰ったときにワンチャンあるかもしれない、なんて皮算用が出来る。だから、今は何もしないことに納得できた。

 

今後はきっと取り合っていた連絡も自然と途絶え、というか途絶えさせ、やらなきゃいけないことに集中し、その時に備えて磨いておくことになるだろう。前回も書いたけど、愛には強さが必要不可欠だ。それだけの容量を手に入れられるといいな。

 

この週末はたくさんのタスクを消化できるようにします。