へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

星に見守られて

昨日は久しぶりのナイトフライトを飛んできた。滑走路誘導灯は青にするのが決まりなので夜の空港は本当に幻想的で美しい。暗闇に浮き上がったその道を進んでいき、滑走路への進入許可をもらい、滑走路の真ん中に立つ。この時の眺めは本当に最高で、白の滑走路灯がゆらゆら燃えているように見えて、空に続く炎の道のように見える。夜は危険だけど、本当に綺麗なものをたくさん見せてくれる。

 

上に上がってしばらくすると、本当にたくさんの星が見えるようになってくる。日本にいた頃は見たこともなかったような無数の星が散りばめられていて、天の川銀河もうっすらと浮き上がっていた。高校時代は宇宙研究部にも所属していた僕にとって、あの星空を見られることは本当に救われる。

 

さて、今回は珍しくあの子からの返信が早く返ってきて、あの子が弱音を吐いてくれたので何か元気づけられることが言えそうで嬉しい。受験生のあの子は周りが伸びててひたすら焦るというが、僕は何が言えるだろう。いいことを言いたいので考えをまとめておくことにする。女性は共感を求めているので具体的なアドバイスはしないほうがいいという指摘はひとまず置いておく。

 

これを聞いてまず思い浮かんだのがこういう時は焦らずに自分のレベルにあったやるべきことをやった方が良いということだ。音楽で例えるなら周りがみんな合わせ始めているからといって自分の譜読みが終わっていないのに人と合わせるわけにはいかないだろう。飛行機の訓練で例えるなら周りが計器飛行をやっているからと言って目視飛行で十分に飛べない人が次のステップに進むには早すぎるだろう。

 

だから、周りに流されずに自分がすべきと思う勉強をやってほしい。のと、今はまだ9月だということだ。これが12月の終わりのセンター2週間前とかならまだわかる。けど、まだ9月だ。焦る必要は全くない。どうせあの子のことだから一生懸命勉強してるんだろうし。

 

そもそも浪人したっていいじゃないか。現役でいい大学に入って自分がやりたいことが何なのかもわからず遊び惚けるよりも、何浪してでも自分の目標をもって大学に入ることの方が素晴らしいと思う。これを受験生に言ってしまったら元も子もないので言わないで置くけれど。。。

 

やっぱり大丈夫だよ、って言ってあげることに尽きるんじゃないかなと思ってきた。今夜のflightもナイトなのでもし星の写真が撮れたら是非あの子に見せてあげたい。

 

ちなみに、こうして人が悩んでいるのを見ると、自分は何も悩みがなくてなんて能天気に生きているんだろうと思う。まあでも、ちょっと前までは悩む時期だったので今はこの能天気に生きられることに感謝しながら生きようと思います。