へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

君に届け

昼間は久々に楽器を吹いていたので窓を閉め切っていたのだが、夜風に当たりたくて少し窓を開けた。アメリカでは冬に向けた準備がすでに始まっており、外気温は15度前後、空気は澄んでいて星が良く見える。

 

自分は盲目的な恋をしがちである。相手のことをよく知らないまま、というよりほぼ出合い頭の第一印象で好きになる。中身のつじつまを合わせるのはそのあとで、その人の中身を知るころにはかなり好きになってしまっている。いわゆる面食いなのかもしれないのだが、その顔だけである程度の人となりはわかってしまえるくらいには、よく見ているつもりだ。

 

どちらかというと可愛い顔よりもきれいな顔立ちの方が好きで、お目目がぱっちりしているとかよりも鼻筋の美しさとか、顔全体のバランスとかに採点ポイントの重きを置いている方だと思う。一重だって美しい顔はいくらでもあるし、みんな目に騙されすぎだと思う。それに、目にはその人の人生が出てしまいがちだと思うし、賢さやどんな考えの持ち主か、ぐらいは測れると思う。

 

そんなこんなで自分が顔で好きになった人がとんでもない悪い性格の持ち主だった、ということは今のところ経験していない。というか、そこまで悪い性格の人っていないのかもしれないけど。好きになった人はだいたい自分の意見みたいなものをきちんと持っていて、ある程度目指している将来像が明確にあって、しっかりしている、そんな感じの人だと思う。

 

最低限の知識を持っていない人や、自分を持っていない人とは話が合わないだろうし、話していて厭になるのであまり仲良くは出来ない。やっぱり何に対しても意見を言ってくれる人の方が喋ってて面白いし、自分のためにもなる。

 

そんなこんなで今日も好きな女の子のことについて考えたいと思う。今はとにかく会って話したいけれど、物理法則がそれを妨げるだろう。日本に帰るのには半日以上かかる。

 

出合ったのは高校の部活だった。彼女は学年が2つしたなので一緒に活動はしていないのだけれど、僕が勧誘して部活に入ってもらった、のかな。正確には俺は勧誘の手伝いをしただけだけど。最初からすごく可愛いなとは思っていた。高校三年生の頃は受験で忙しかったからあまり関わる機会はなかったけれど、会えば癒されたし、自分と同じ部活で同じ道を歩んでくれているのがうれしかった。大学に入ってからはちょっとちょっかいを出し始めた。部活の人でご飯を食べに行ったこともあったし、LINEもしてた。自分の楽器を買ってからは高校に遊びに行ってオケに混ぜてもらって一緒に演奏するのが楽しかった。

 

大学一年生の頃はあんまり身もふたもないようなLINEしか出来なくて普通に途切れていたけど、今はなんだかんだ週に1往復くらいのペースで4月から今まで続いている。最近は決まって週末に返信が返ってくるけれど、その文字を彼女が打ったと思うだけでちょっと嬉しくなったりする。

 

日本に帰るころにはあの子も大学生だし、なんて考えながら付き合いたいと願ったりもするけど、今から1年後のことなんて誰が予測できるだろうか。案外別な人とあっさり付き合っちゃたりするかもしれない。その時その時の自分が満足していればそれでいいかな、なんて自分を引いた目で見たりしています。

 

明日もフライトの試験が入らなければ1日オフ。自分の人生が楽しくなるようなことが出来ればいいなと思います。おやすみなさい。