へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

知りたいし知ってほしい

7月ももう終わりである。一足早く、祖国日本では平成最後の7月の一日が終わりに向かって進んでいる。ここアメリカでは、未だ7月だというのに気温は10度台で、涼しい風と鈴虫の声が昼間の日焼けを冷ましてくれている。窓から覗く満月が厭に綺麗で、思わずブラインダーを開け放って眼鏡までかけて眺めてしまった。

 

さて、飽きない自分は今日も愛について考えている。つい最近までの自分の好きな子に対しての思いは、「その子にとって特別な存在になりたい」だった。太平洋が僕らの間にデーンと横たわっているため、電気を媒介してじゃないとやり取りが出来ないのだが、そんな関係でもなんだか今はあの子の特別な存在にはなれている気がする。切実にあの子が他の男子とLINEをしているのか知りたい。きっとそんなにたくさんの人とLINEをするような子ではないだろうと思っているのだけど、甚だ楽観的であろうか。

 

最近自分が好きな子に対して思うことは、「もっと君のことを知りたいし、僕のことを知ってほしい」である。こうして書いてみると、客観的に自分に余裕が生まれているような気がする。ちょっとレベルアップしたかも。それはさておき、この相手のことを知りたい、とか、自分のことを知ってほしいとかっていう感情は、一見すると理性的で、いろんなものがぎゅうぎゅうに詰め込まれた恋愛感情からは一歩後ろに下がっているような印象である。

 

でも僕からしたら、これも立派な独占欲の現れで、こういうことを考える裏には二人だけの秘密を共有したいという下心があるのではないだろうか。結局のところこの前までの、「あの子の特別になりたい」っていうもしかしたら少し幼稚な願いから本質的には進歩していないんじゃなかろうか。まあそもそも独占欲が恋愛の本質なんだからそれが変わるわけないだろうっていう考え方もあるだろうけど。

 

味方によってはその独占欲の成熟段階にあるともいえるかもしれない。発生段階では漠然とした特別だったけど、今のこの段階ではさらに特別を深める手段としてお互いのことをよく知る、という手段にまで頭が回るようになったのかもしれない。実情としてはただの会話を続けてるだけじゃなかなか表面的なお話ばかりで彼女の内面というか、趣味嗜好、考え方、そういうものに触れるような話に持っていけないのだけれど。

 

ちょっと話が逸れ始めてるし、明日も朝からフライトが入っているので今日はここまでにしようと思うけど、恋愛のことは考えても考えても底が見えないなあと思います。逆に底が見えちゃったら達観しすぎてどうにかなりそうだけど。

 

来週はワンチャン自家用最後の大仕事があるかもしれないので頑張ります。今日もかまってくれてありがとう。