へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

薄っぺら

今日はナイトフライトを飛んできた。田舎のぽつんと佇む家々の光が夜の闇の中に浮かび、大小のタワーは赤く点滅していた。たくさんの車の光の流れが高速道路を印象的に映し出していたのもなかなか美しかった。なにより、僕は滑走路誘導灯の色を青にした人を褒めたい。滑走路までtaxiするのに使うその道が、青く染まっているのは本当に幻想的だし、空港をより魅力的な場所にしていると思う。

 

今朝はひょんなことから何故か高校時代に仲の良かった友達と、高校の時に好きだった女の子と電話した。自分はアメリカでこの田舎に閉じ込められているようなものだし、今日電話した二人も受験生なので差し詰め監獄トークといったところだろうか。大して浮ついた話もなく、不思議な時間だった。

 

その子のことを思い出すと、自分がいかに薄っぺらい人間かを思い知らされるので残念な気持ちになる。その子のことは前にも書いたかもしれないけれど、外見は明らかに可愛い。結構可愛い。で、その子のことをいいなと思うたびに可愛いだけでそこまで惹かれる自分が情けなくなる。中身にそこまで惹かれる部分があるわけではないのに...

 

そういうわけで、自分は純愛的なものを信じたい派の人間なので自分が一人の人を安定して好きになれないと、というか告白して振られるか付き合うかするまでは一人の人を追いかけていないと気が済まないのだ。まあ現状では17歳の時から今に足るまでそこまで夢中になる人を見つけられていなくて、大学で男子校に入ったのも痛いとは思うけどやっぱり継続して夢中になれる女の子には出会えていない。

 

いつも書いてる気になるあの子は確かに気になっているけど、日本とアメリカで何かできるわけでもなく、好きというには無理があるというのが正直なところかな。気になる女の子が自分のなかで存在してないと生きていけないのでこの前まではちょっかい出していたけど、今はちょっと引いてみているのでこの間にまた冷めるかもわからない。

 

しょせん人間なんてそんなものっていうのはわかる。実際僕に父親は2人いるし両親がどんな道筋を通って結ばれたのかも知っている。だから人はそこまで純愛を貫けないっていうのは自明なんだけど、それでも悲しいものは悲しい。

 

僕の人生のテーマになるであろうこの純愛のことを思い出させられた1日でした。くわばらくわばら。