あけましておめでとう2019
アメリカでもあと3時間で年明けになった。2018をいつものようにダラダラと振り返ろうと思う。
全体的に
不思議な一年だった。客観的に考えたら、ずっと憧れだったパイロットに大きく大きく近づいた1年だった。初めて飛んだという意味では記念すべき年だし、自家用操縦士のライセンスも取れた。一方で、夢に近づいているっていう実感は本当に少なくて、ただただプログラムに沿って日々こなしているだけだった。
渡米前まではある程度真っ当に大学生をやっていたので楽しかった。バイトをして、飲みに行って、ひまさえあればどこかへ出かけて、よくよく考えてみると本当に2018年の中では唯一といっていいくらい幸せな時期だった。まだ、東京で暮らせることのありがたさはわかってなかったし、都会の暮らしがいかに素晴らしいかもわかってなかったけど。
渡米してからは今までで最低レベルに平坦な暮らしになった。実家に暮らしていれば定期的に親とどこかへ食事に行ったり、親族の集まりがあったりして何をしなくてもおいしい思いをすることが出来た。こっちでは特に行く場所もなく、遊ぶことも少なく、それでも只々訓練はちょっと厳しくて、フライトの試験のたびに心理的に圧力がかかって。たくさんの友人たちに会えなくなってしまったのも悲しみの一因だった。こんな自分でも付き合ってくれていたみんなは本当にありがたい存在だった。
1つだけよかったなと思えることは、自分自身の成長ということに関して言えばいろいろ出来たんじゃないかと思う。まずは本をたくさん読めた。ibooksは偉大で、アメリカにいながら簡単に日本の本がたくさん読めたのはありがたかったし、普通の本も送ってもらったりしてたから知識欲は満たされていたと思う。インプットに対してアウトプットが少なかったような気もするけれど。
2019はもっと成長したい。大きな人になりたい。とりあえず周りのみんなに流されないで、理想の自分を追いかけていけたらいいと思う。規則正しい生活をして、たくさんインプットしてたくさんアウトプットして毎日心地よい疲労感の中で眠りにつきたい。休憩は去年たくさんしたからもうよくて、今年は今までのペースくらいで走っていきたい。
退屈な毎日は長く感じるけど、きっと日本に帰る日はあっという間に訪れる。大事な人たちに胸を張って居られる自分でありたい。