寝っ転がらないキャンペーン

アメリカは昼の二時である。ベーコンと目玉焼きとサラダの簡素なお昼ご飯を食べて、ちょっと眠い。この土地ではもう太陽が冬のモードに入り始めていて、今日の最高気温は20度くらい。その寒さも昼寝への誘惑を助長する。今お布団の中で寝っ転がったらかなり気持ちいいんだろうけど、もうごろごろするのは止めると決めたので何とか我慢している。

自衛隊では日中に横臥することを禁止されているらしい。そりゃ昼間からゴロゴロしている人に日本を守れるとは思えないけど。小学生の頃は一日中何かをするのが全く苦ではなかったのだから不思議である。今はどこかのタイミングで寝たり横になったりしないとしんどさを感じてしまう。

でも、寝っ転がらないことで少なくとも使える時間は増えてきたように思う。まだ勉強そのものに没頭してフロー状態になる準備が出来てないから100%の集中は出来ていないけど、それでも少しずつ理想の自分に向かう準備が出来つつある気がする。まずは横になるのは夜だけというルールを習慣にして、少しずつ日々の生産性というか、日々の歩みを大きくしていきたい。

そういえば夢を叶えるゾウ３を読み終わった。わりかし人生がうまく行っていた中学から高校にかけてと、なかなか頑張れずに悩んでいた今までの大学生活を比較すると、やっぱり本に書いてある内容は概ね正しいように思えた。特に心に残ったのが、「苦しいことを楽しいことに変えられる人が天才なのだ」的な一文だった。

苦しいことを苦しいままやることはやっぱり不可能なのである。修行を苦行のままにして、体に鞭を打って努力し続けることは不可能なのである。となれば、後は苦しみを楽しみに変えられるように自分を騙して仕掛けていくだけである。自分が今の苦しみを乗り越えたら手に入れられるものを無限に書き出しまくるといいらしい。今晩寝る前にやってみたいと思う。

この夢を叶えるゾウのシリーズはもうすでにかなり売れてると思うけど、やっぱりおすすめだ。アマゾンのプライムリーディングで無料で読めるし。人生で成功するために必要なことをガネーシャという神様が教えてくれるんだけど、そのどれもが基本的というか、小さなことだけどみんなやらないようなことで、日ごろの小さな習慣の大切さを改めて認識することが出来る。しかもその教えを少しずつでも実践することで本当に人生を変えていくことが出来るのだから儲けものである。特に楽に流されてしまいがちな我々大学生にはおすすめである。それではまた明日。