へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

【やる気でない】人生の目的とは

 最近はすっかり夏らしくなって、雲の形も雄大で色も綺麗な白で。相変わらず大学は入構禁止、オンライン授業をダラダラ受けて、一応期限内に課題を出して。とにかく毎日に張り合いがない。自粛開始当初はもう少し精力的に頑張っていたものである。毎日読書、楽器の練習、絵の練習、自転車で街を走る。このころはどうぶつの森とたけけが我が島に来る前で、やることがたくさんあってやりがいがあった。

 

 自分は、基本的には頑張りたいという気持ちの強い人間なので最初に少し頑張ることは出来るけど、やっぱりちゃんとした目標が無いと完走することは難しい。思えば、人生の中で充実していた時期はちょうどいい目標が目の前にぶら下がっていた時だったように思う。学生時代は、大抵好きな女の子がいた。かなり単純な子供だったので(そもそも子供とは単純な生き物であるが)、自分がやらなきゃいけないこと、課されたことを一生懸命頑張ればかっこよくなれると思っていた。ので、大抵死ぬ気で頑張った。

 

 で、今は大学四年生になったんだけど、就職活動も終わっちゃって本当に近場の目標がない。とりあえず平日はやり過ごし、週末に父親と二人でゴルフの練習場に通うのが唯一の楽しみである。今は確実に「何かのために」生きていない。「ただ」ただ生きている。それでも、一日に10話以上見進めていたヒロアカはべらぼうに面白いし、お母さんの作る料理はおいしかったんだけど。

 

 今日、いつものように父親と車でゴルフの練習場に向かっている時にふと考えてしまった。よく考えたら、まあ色んな紆余曲折があるんだろうけどそれで本当に俺は「ただ」生きることから脱却できるのだろうか、と。自分は欲張りな人間なので出来るだけたくさんのものを手に入れて死にたいと思う。そう考えた時、お金や幸せはある程度自分の努力によって手に入るだろうけど、それが本当に「ただ」生きることから脱却する手立てになっているかは分からないということである。

 

 それは、父を見ば明らかである。一部上場企業に勤め、平均よりもたくさんのお金をもらい、東京の一般には高級住宅地と言われる場所に家を構えて、息子娘の子育てにもそれなりに成功し、一家仲良く暮らしているわけだが、それは俺には「ただ」ただ生きているようにしか見えないのである。更に、自分はこうではいけないとも思うのである。

 

 というようなことを考えた結果、自分がどうしたいのかというと「やっぱり社会に自分が生きた爪痕を残したい」と、そう思った。それは、このブログをこの先長い間書き続けることかもしれないし、本を出版することかもしれないし、日経電子版のアプリで名前が出てくるくらい偉い人物になることかもしれない。とりあえず、何かを成し遂げたいと思う。出来れば、形に残る何かを残したいと思う。

 

 ちょっとこれからは、「何を成し遂げるかを考える」っていう線で考えていこうと思います。今までは、「どういう存在になりたいか」ばっかり考えていて、でも結局自分がどんな存在になれるかは自分がどんなことをしているかで決まるので。

 

 暑い夜が続くけど、皆さんどうぞ涼しくしてお過ごしください。いつも読んでくれてありがとうございます。