【大学生必見・差別問題】僕の答え
どうもこんにちは。やっぱり納得のいくものを書こうと思うと中々毎日更新するというのは難しい…。書きたいことはそれなりに浮かんできているので乞うご期待。大学の授業も結構欲張ったつもりだけど全然時間が取られないことも分かったし。
さてさて、今日はタイトルにもある通り最近(と言うよりずっと前から問題だったけど周期的に忘れ去られ、近ごろまた隆盛を見せる)差別問題について自分の考えを書いてみようと思う。勇気のある僕の友人たちはinstagramやfacebookで同世代の僕らに向けて発信していて、本当にすごいと思うけど、恥ずかしながら自分はそこまで出来ないのでせめて深く内省することと自分の考えを匿名でもいいから発信することをしてみようと思う。今度友達と飲むときはこのことを話題にしようとも思う。
暗いニュース、重い話題が続く世の中だけどいい機会だからみんなでいろいろ考えてみたらいいと思う。いい時代って良い面ばかりに目が行きがちだし、その裏で苦労を強いられている人の声はかき消されてしまうのでみんな辛い今だからこそ前に進めることもあると思う。
まず拡散したいのはこの動画。
Black Parents Explain How to Deal with the Police | Cut
twitterやインスタグラムでたくさん拡散されているから目にしたことがある人もいるかもしれないけど、少なくとも自分は最近までこういうことを知らなかった。日本人として日本に住む限りこういうこと(警察官に銃を向けられたらどんな行動をとるか)を親から教わる必要はないしきっと僕が大人になって子供が出来ても教えないだろう。
他にもtwitterとかyoutubeで「blacklivesmatter」と打てば色んな画像や動画が出てくるので見てほしい。まずは自分で指を動かして現実を直視するところから。
こういう差別の問題は至るところにあって、いつでも二つに分かれて戦ってるんだけど、もう少しましな世の中にするために僕が提案したいのは
賢くなって批判的な思考を身につけ、本質を見抜くだけの脳みそを手に入れる
ということである。要するにみんなお勉強しようぜということ。自分であらゆる根拠を調べて善か悪か、自分がそれでいいのか悪いか判断出来る人間になるには、勉強して世の中の色んなことを知って知識を身につけるとともに、科学的に思考する考える力を養うしかない。
一人一人がそれを怠けて有力者の大きな意見に流されているようじゃ何時まで経っても状況は変わらないと思う。
今回の黒人差別の問題だって「悪徳白人警察官たち」VS「善良で無力な黒人」という単純な構図で出来ているわけではない。今回の騒ぎで「白人警官は本当に悪い」とか「黒人や有色人種の差別を受けている”人種”は本当にかわいそうだ」などという考えに走るのは浅はかすぎる。差別を受けている人の苦しみを無視するわけじゃないし、僕が味わったことのないような辛さを強いられている人がいるのも事実だと思う。でも、だからと言って「差別を受けている人が100%かわいそうなので応援する」と言うのは良くない。もっと冷静に物事を見なきゃいけない。
アメリカでは統計的に黒人の犯罪率が圧倒的に高いのはご存じだろうか。ここからは僕の予測・憶測であるけど、「黒人が犯罪を起こしやすい」のではなく「一部の黒人が犯罪率を極端に上げている」のではないかと思う。でも、警察官にとってみれば自分が正対している人間か善良な人間か極悪人か分からない中で手っ取り早くリスクを勘案する方法として「黒人かどうか」という判断基準になっているんじゃなかろうか。
一歩で黒人の側でもこのデモや暴動を隠れ蓑にしてスーパーの略奪をしたりただの破壊行為をする輩がいる。上でも述べた「一部の極悪人」が善意のデモを利用してやりたい放題やっている。トランプや治安当局はこれを規制したいんだろうけど(やっぱりトランプに関しては分からないや)、それはやっぱり人々の集会を制限しないといけなくてそうすると「抑圧」と言われてしまう。
とにかく、物事はそう単純じゃない。色んな声を上げるのは重要だけど、まずは自分で情報収集をして事態の全貌を見るように努めないといけない。じゃないと「隠れるのが上手い最悪な悪意」に対して立ち向かえなくなる。世の中を良くしたいと思っている警察官と世の中を良くしたいと思っている活動家が争っているのは不毛でならない。大事なことは頭を使ってこれからどう行動していくかを考えることだ。
最後に、これから一緒に日本を担っていく大学生のみなさん、若しくはこれを読んでいる皆さん、やっぱり勉学に対する怠惰は悪です。自分の頭で考えずに思考停止してしまうと自分の人生・自分の生きる社会は必ずずる賢い悪人の手に渡ります。いつまでもいつまでも学び続けましょう。
