へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

いつも通り

今日も本当に暑い一日で、夜なのに気温もあまり下がってくれず、平均気温が日本よりも高いような日が続いている。今日は何週間ぶりかの本ズボンを履いた。アメリカでは華氏という単位が使われていて、まあセ氏のちょっと細かい版みたいなものなんだけど、今日は70度(21°C)を下回らないらしく、一桁がざらだったこの頃を生きていた僕としてはちょっとしんどい。

 

なんてのんきなことを書きながら実はとっても緊張するような人生の局面に差し掛かっている。元来、自分は緊張にとても弱い人間(というか緊張の沼にハマると一生抜け出せない人間)だったので昔はご飯が喉を通らなかったり、本当に眠れなかったりした。けど、最近は深呼吸とか瞑想とかを日頃から実践しているおかげでちょっとずつ耐性がついてきたんじゃないかと思う。

 

まあ、人生のビックイベントとはいえやるべきことはとてもシンプルだと思っている。今まで通り、いつも通り、少しずつ自分を磨いていって今の自分でいればいいだけである。こういう大きな場を目の前にすると、「失敗できない」とか、「絶対に上手くやるぞ」とか、気負っていた自分もいたけれど、今は「失敗したら今の自分がそこまでだっただけの話なので何の問題もない」と思うようにしている。

 

これが、多分ありのままの自分を受け入れるということの本当の意味だと思う。そして、だからこそ毎日自分を少しずつ磨いていくという心持が出来てくるんだと思う。節目の時に、みんなに見せたり、採点してもらう用の自分になったらいけないし、自分を作ろうとする分だけ余計な力が入ったりするのでいつも通りの自分からは遥か下の方に離れて行ってしまう。大きな舞台でこそ、いつも通りの自分でいることが大切なんだと思う。

 

裏を返せば、「いつも通りの自分」が毎日自分をちょっとずつ磨いていて、日々を丁寧に生きているということがすごく大事なんだと思う。大きな舞台の直前であるかどうかに関わらず、なりたい自分に向かって前進していくことを日々実践できているかが問われているのではないだろうか。そういうことにもう一度気付くことが出来ただけでも良かったと思う。

 

試験で出すのはいつも通りの自分なので、いうなればもう試験の結果は決まっているといっても過言ではない。あとは出来る限りいつも通りの自分でいて、下された結果を落ち着いて受け入れるだけである。ここまで来てしまったら今までの自分を信じるしかない。明日も明後日も、今まで通り自分を磨いていこうと思う。そこから離れないように、毎日ちょっとでも磨けるように踏ん張るのが私の人生である。