へなちょこ人間の独白

廉司という名前でtwitterを始めました。大学生のブログです。普段考えていることなどを書いています。

【恋愛】彼女がいないけどそれでもいいやって思った話

 8月と同時に訪れた夏のおかげで、毎日家の中でクーラーを好きなだけつけて悠々自適に暮らしている。梅雨のストレスで荒れ放題だった肌も毎日2リットルくらい水を飲んでビタミンを取るようにしたら自ずと回復してきて気分がいい。今日は夜更かしでもしてしまおうかと思うけど、ちょっと眠い。そんな夜である。

 

 5年間、彼女がいない。このブログにもたびたび書いてるかもしれないけれど、僕にとって彼女がいない状態は少し辛い。5年前までは常に恋をしていると言っても過言ではない状態だったので体が馴染まなかったのだが、5年もたてば誰も好きじゃないという状態が板についてきたように感じる。元カノを失ってからぽっかりと開いた虚無感の穴が時間とともに大分埋まって来たようである。今まで恋をしない人のことを理解することが出来なかったが、自分がこっち側に来ればあっち側が分からなくなるものである。

 

 ずっと、自分が悪いのだと思っていた。誰かに夢中になれないのは他人に興味がないから、誰かを惹きつけることが出来ないのは自分に魅力がないから、恋人が出来ないのは修業が足りてないから。そんな風に自分で自分を呪い、ある意味叱咤激励しながら最近までやってきていたのだが、ついに好きな人が出来ないことを肯定できるようになった。自分は上昇志向の強い人間だったので自分より上だと思う人が好きだった。ずば抜けて美しくてモテる人とか、考え方のしっかりしている人とか。でも、21歳にして大抵の同世代は追い越してきてしまったことに気付く。夢も将来のビジョンもない、何となく大学に通っているような人ばっかりである。こっちは10歳の時から夢を叶えたくて常に目標を持って、計画通りに人生を歩んできた。そんな僕と、一般的な大学生の女の子ではやはり価値観がちょっと違うのかもしれない。

 

 「尊敬できる人」という究極の形容の仕方に辿りついたのはつい2週間前のことだが、その通り、尊敬できる人が中々いないのである。やっぱり美しくあるための努力はしていて欲しい。考え方と行動が一致していて欲しい。揺るがない何かを持っていて欲しい。そういう人が尊敬できるのだと気付いた。

 

 こんなことを言うとたくさんの人に怒られてしまいそうだが、薄っぺらい人間ばかりである。弱い人間ばかりである。ちょっとした正義を貫くほどの余力も兼ね備えてない人が多すぎる。自分の言葉や行動に責任を持っている人が少なすぎる。どうしてあとちょっとだけ頑張れないのか、小さいころから少しずつ頑張ってこれなかったのかと悲しくなる。自分のことは棚に上げることに決めた。今はそういう時期なのだ。

 

 いつか尊敬できる人に出会えるかも不安になってくるこの頃ではあるが、幸い、性的な欲求は自分で満たせる動物に生まれたので困ることもないかもしれない。